テストやプリントの間違い直しをがんばっています。間違い直しは、学びを深める「宝の山」だと言えます。 今日は担任だけでなく、ヘルパー(級外教員等)もかけつけて支援し、間違い直しを行いました。 間違い直しは子どもたちにとって少しやっかいな、めんどうなことですが、次のような価値があると言われています。 1. 確かな知識の定着を促す 間違い直しで、子どもたちはどこで間違えたかを具体的に認識し、正しい理解へとつながります。一度間違えた問題を自力で解決する経験は、知識の定着を深めます。 2. 弱点の発見と克服 間違い直しは、子ども一人ひとりの学習上の弱点を浮き彫りにします。これにより、教員は個々のつまずきを把握し、子ども自身も弱点克服へ主体的に取り組むきっかけとなります。 3. 粘り強さと自律的な学習態度の育成 間違い直しには努力が必要です。この地道な努力を通して、子どもたちは粘り強さを育み、自分で間違いの原因を考え解決策を探すことで自律的な学習態度を養います。 4. 思考力の向上 「なぜ間違えたか」「どうすれば正解できたか」を深く考えるプロセスは、問題解決能力や論理的思考力の向上に直結します。 5. 自己肯定感の向上 できなかった問題ができるようになることは、子どもたちにとって大きな喜びであり、「やればできる」という自己肯定感を高め、次の学習意欲へとつながります。